灰 灰がぽたぽた落ちる 目に見える敗北を僕が嘲笑う あの向こう側へ行けない現実が僕を締めつける 泣き叫ぶ心とは裏腹に笑う唇が恨めしい 求めていた物ではなくても 辛い事にかわりはしない また一つ灰が落ちる 心が黒く染まる 流れる雫は言い訳でしかない 喉を支える想いは目にはできない 僕すらわからないそれを誰が見つけるというのか 丸められた紙切れを哀れに見る 帰らぬ事実に灰がまた落ちる ぽたぽた落ちて黒く染める
(2006.6.16up)